フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

春になる前の姿

あの重たいカーテンを開けてどこにもない窓を思い浮かべて、同じ様に笑えればはじまりはどこにでもあるからおわりに向かって歩いていく。もう少し早ければなんて、夜が明ける前にいなくならなきゃなんて、ただ進んでいく足は止められないまま前も後ろもない世界で恋をしていた。