フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

季節

風が冷たいけど、あったかいの。別れの季節って気がする君とさよならしたのも、春だったなあ出会ったのは冬で、寒くて、白い息とあったかい手と、たぶん泣いてた、いつも変わらない。今のままで十分だって言われてとても軽くなってしまった。こんなの許さな…

春になれば

夜の吉祥寺。白い煙、冷たい手と、手。遠くなる声、踊る人々、眠らない街に似てるようで違った。普通に近づいてること、私は知っているようで見たくも感じたくもないの。トラウマとか、なかったことにする。雪だから、雪だったから。全部雪のせいにしよう。…

煙染夜

ベランダに、君の背中とタバコの煙。ベットの中で、帰りを待つ私。冷たい手と足、私になすりつけないでってぎゃあぎゃあ騒いで、満足したらくっついて眠る。タバコ臭くなった君の服も髪の毛も全部私のもの、あなたにもあげない。夜中に何度も目が覚めて、そ…

毒に恋、高熱に倒れる。

きっと、働きすぎなのよ。もう休んだほうがいいから、もう頑張らなくていいから。そんな言葉がたくさん、両手から溢れて足元に散らばった懐かしいなあ、BB弾。公園によく拾いにいった。あれは本当は何に使うものなのかわからない。キラキラしているものは特…