誰かに大切にされてみたいなって思う。砂糖菓子のように甘くなれたらもう少し毎日がゆるく流れたのかもしれない。月が雲に隠れてしまったのは、夏が夏のまま終わってしまうのは、君の後ろ姿もおぼろげになって顔にかけられた煙草のケムリのよう。汗が滲んで…
赤くなった肌を見つめて夏も終わったと感じている。 平成最後らしいし、きっとこれで大正解だと来年の私は言う。 君がどんどん優しくなるたびに、どうしようもなく悲しくなる。 人目を気にするくせに、手を繋いだりキスをしようとしたりするのはどうして。 …
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