フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

2020-07-21から1日間の記事一覧

世界を愛することと自分を許せるようになることは似ているようで違う。

好きにはなれないのに好かれようとして昼間になって夏になって、愛を簡単に語る人たちに憧れては馬鹿にして孤独をえらく思うようになった。春を待つことはやめたし、それでも君が好きでどうしようもなくなる毎日で、エアコンの温度はどれが正解かわからなく…

春になる前の姿

あの重たいカーテンを開けてどこにもない窓を思い浮かべて、同じ様に笑えればはじまりはどこにでもあるからおわりに向かって歩いていく。もう少し早ければなんて、夜が明ける前にいなくならなきゃなんて、ただ進んでいく足は止められないまま前も後ろもない…