フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

変わらないもの

もし魔法にかけられていたら、私はここで座り込んで泣いてはいないし、

知らない地名を眺めながら君の声を聞いてはいない。

風と時間と人が通る道、冬ですねと言ったら答えてくれた人がいた。

春がやってきても私は桜にはなれないし、この汚い顔は夜が似合う。

私は何にもなれないから、あの街灯に恋をした。

誰かに救われたとしたら、それはあなたを傷つけるだろう。私は弱いよ、だから壊して。