2019-01-07 変わらないもの 日記 もし魔法にかけられていたら、私はここで座り込んで泣いてはいないし、 知らない地名を眺めながら君の声を聞いてはいない。 風と時間と人が通る道、冬ですねと言ったら答えてくれた人がいた。 春がやってきても私は桜にはなれないし、この汚い顔は夜が似合う。 私は何にもなれないから、あの街灯に恋をした。 誰かに救われたとしたら、それはあなたを傷つけるだろう。私は弱いよ、だから壊して。