フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

心中

どこかで少しずつ消えていく春と冬のせめぎ合い、さっき少し眠ったから相変わらずの頭痛。いまひとつ消化できない誤表記も君の気持ちも言葉にしたくないからうやむやにしたまま放置している。私にはたくさんある時間も、君の一瞬の一部。机の上に並べられた瓶やボトルもいつか不要になればいいけど、ちゃんとストックを用意している。変わってしまうものが怖いから、毎日同じ時間に薬を飲むと安心しちゃうの。明日になれば全て変わってしまう気がしても、今がずっとあるだけだよ。何も変わらないから、今すぐに全部終わらせられる。