フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

朝がやって来る前に

ハッとして目が覚めた、喉が渇いた。

休みの日は必ずはやく起きてしまうんだ。それもかなり。なんでだろう、まだ4時なのに。

東京の水道水を飲む。お湯のほうがいいかな、なんて少し笑いながら。

汗が出てきた。今とっても暑い。

 

小さい頃の思い出で

熱を出した時に水をたくさん飲んで汗をかいて褒められたことがあって、

なんだかそれを思い出してにやけてる。わたしは偉い子だ。いい子だ。

きっと、よく頑張ったねって、もっと言われたいんだと思う。

 

真っ黒な空のうちに。君にばれないように。

カーテンの向こうの世界、みんなが息をひそめる中。

街灯だけが生きていて、それがとても正しいと思った。