フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

おめでとうを

誕生日がもうすぐやってくる。

私は今年で23歳になります。もう大人だ。

小学生の時は、24くらいで結婚する予定だったのにね。

残念だったね、ごめんね。でも生きるからね、許してね。

 

今日の昼間ずっと考えていたこと

弱い者を守るのだけが正しいんじゃなくて、強くする、強くなるために努力する方が好きだなあってこと

 

メモとして残しておく、

たぶん忘れる。

 

楽しく生きた方が絶対にいいの。

みんなでご飯食べるときに、シーンとしているのがどうしても嫌。

 

寂しいのは、ひとりぼっちのときだけで十分。

ね、そうでしょう。だから私は強いのだ。

 

開花

江ノ島の桜が咲いていた。

淡くて、けなげで、儚くて

あの子みたいだなあって眩しくなった。

 

すれ違う人たちが

気になって仕方ないのも、

落ち込んだり悲しんだりするのも

何だか懐かしくなる日で。

 

私には欲しいものがあって

そのために生きている。

あなたもきっとそうなんでしょ

 

春に取り残されないように、

遠くまで消えちゃえるくらい

軽くなりたかった。

 

君のこと上書きできないなら

さよならなんてしなきゃよかった。

 

オリオン

あの道はもう無くなったっていうんだ。

二人でいったコンビニまでの横断歩道とか、陸橋とか、

明け方だから車も人も少なくて、空気だけが透明で。

 

春が近づくにつれて、春になれない私に気づいてしまう。

気づかないふりも見ないふりも、結局は崩れてゆくこと知ってるでしょ。

 

どうしてって、嘆くことも出来ない。

仕方がないことばかり積み上げていくの、今日も。

 

悔しくて泣くのと、嬉しくて泣くのが正しい涙だって教わった。

だから今は間違った涙の使い方してる。

 

飲み込んだ言葉でお腹がいっぱいになった。

甘い嘘も今はいらない。