フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

太陽

もう少し綺麗な円になりたかった、出来ないのであれば四角くなりたかった。どちらでもないばかり選んでいたら自分を形容するものは何もなくなった。君の好きなものが私の好きなもの、一緒になって同じになっても混ざりあえないのは知っている。決して優しい声なんかじゃない、少なくともいつも怯えているんだ。朝が来るたびに自分にないものを照らされているようでうんざりする、私はわたしになりたい。