フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

髪を切った

また一つ愚痴を吐ける場所が減ったけど、私の心は綺麗になった気がしている。

美容師さんが素敵なカフェの場所を教えてくれたから行ってみたけれど、今日は定休日だった。

インスタ映えもフォトジェニックも、全部生きにくくなっているだけだよ、

風に運ばれてくる矯正液の臭いが鼻に刺さる。今日はシャンプーしちゃいけないんだっけ?

京都にいく準備をしていて、自分の飲む薬の多さに引いてみたり、

それでも生きていられるのだから仕方ないよねって笑い飛ばして姪っ子のケンカを仲裁して

「大好きだから遠くにいかないで、すぐ帰ってきて」って泣かれて嬉しくなってしまう。

可愛い子の言葉は全てが正しく聞える。とてもずるいよ。