もう静かな曲しか聞けない、あとは全部ノイズみたいにガサガサしている。
夏が終わってしまった。風が強い日はどうしても顔が険しくなった。
踏切で通せんぼされて、通過する電車を見つめていたら自分の姿も見える。
小さな町では生きにくいです。どこか遠くへいきたい。私を知らない人だけでいい。
胃が痛い。食べて寝て起きて食べて寝ていたい。
たぶん世界を知りたくない。綺麗も汚いも知っているも知らないも全部どうでもいい。
あれ、中学生のときみたいな感情だなって懐かしくなった。
あれから10年くらい経つけど、私はずっとわたしのままだ。