2018-09-05 空 詩 流れる雲と青い空と 走る電車と涼しい風と 懐かしい名前、笑顔と泣き顔も全部 あの時のまま生きていてくれたら見つけやすいのに変わってしまった また新しい歌を覚えて踊りたくなって 連れていかれるまま働いて1日が終わる。 君のいる世界。私がいた街。
2018-08-15 雫 日記 誰かに大切にされてみたいなって思う。砂糖菓子のように甘くなれたらもう少し毎日がゆるく流れたのかもしれない。月が雲に隠れてしまったのは、夏が夏のまま終わってしまうのは、君の後ろ姿もおぼろげになって顔にかけられた煙草のケムリのよう。汗が滲んで右目が開かない。直線の向こう、あと少し。夜はどうして軽くなるのか。明日がまたやってくる。
2018-08-14 なんでもいいや 日記 赤くなった肌を見つめて夏も終わったと感じている。 平成最後らしいし、きっとこれで大正解だと来年の私は言う。 君がどんどん優しくなるたびに、どうしようもなく悲しくなる。 人目を気にするくせに、手を繋いだりキスをしようとしたりするのはどうして。 おしまいが訪れてしまうのもあと少しだね。 大丈夫、全部うまくいく。よそ見をしていたら逃すよ。