フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

赤い星

左手の爪が伸びるたびに、部屋に置いてあるギターが錆びていく気がする。

麦茶を飲んで汗をかいて、私は8月45日くらいを過ごしています。麦わら帽子も今日がきっと最後。

イヤフォンしているのに聞えてくる笑い声、電車の中で騒いでいた人たちが少し羨ましかったりもする。

私の中の春はずっと続いているみたいに、終わったと感じたら夏はいなくなる。

だからきっと少し足りないくらいが本当はちょうどいい。

寂しくてどうしようもないわけじゃないけど、君に会えたらもう少し皆に優しくなれると思うんだ。

明日はなにをしようかって、未来のことが楽しみに思えるのも久しぶり。

楽しい人たちってこういう風に生きているのだとしたら、ずるくてとても悔しいです。 

昨日のこと

髪を切ってから初めて会ったから、「ねえ、何か言うことあるんじゃない」って問い詰めても、何も出てきそうにもないから切ったんだよって目を合わせずに言った。そうしたら、あ、そういえばって顔をして「似合ってる、そっちの方が好き」だなんて喋り出す。なんかおかしくて笑っちゃって、私は他人の変化に敏感だけど、案外見られてないのかなって気が楽になった。

新横浜の街はライブ終わりの人たちで大賑わいしていた。やっぱり楽しいほうがいいよね、楽しいことがないとやっていけないよねって同感していた。私も今週末ライブだし。へへへ。待ってろ幕張。

苦労したことだけがちやほやされるのはおかしいよね、楽に生きて楽しいのが最高じゃない?もっと幸せになりたいって主張が受けいられやすくなればいいのにって最近ずっと思っています。 (メモみたいな日記)

西へ行く

やっぱり新幹線は苦手だった。三半規管が頑張ってくれない。アネロンのニスキャップ。修学旅行みたい。

あっという間の2泊3日で、でも出発前から左足が痛くてずっと湿布貼って歩いてました。老いを感じた旅行でした。関西弁とかたくさん聞けるといいなあと思っていたけれど、ほとんどが外国語で笑ってしまった。ふふふ。あと胃もたれ、たぶんずっと胃もたれしてた。あっさりのラーメンで胃もたれ。オオタイサン。

行きたかった伏見稲荷は広くて赤くて人がたくさんいて原宿みたいだった。おみくじを引いたら、末大吉って素敵な言葉に出会った。このまま頑張っていけば本物になれるって、最近は思っていて、それが少しずつ実感と形になってる。たくさん蚊に刺された跡を見返すと切なくなるけど、おしまいはこれが正しい。

夜の祇園も歩いて、なんて素敵な景色なんでしょう~ってふわふわしていた。そうそう、これが調べていた町並みだ、って。何も書いてないお店に入っていく人とか楽しそうにまた~とか話している大人たちがかっこよくて痺れていた。私も大人になりたい、いつかは。