フォークで刺した地球を

日記と詩を書いています。違いがよくわからなくなってきた。

私の名前

本当の私を知っている人は数えられるくらいでいいと思う。

君が最後に呼んでくれたことが、魔法みたいにキラキラしている。

 

あの春の日に私は本物を知って生きることを選んだ。

 

髪をいじる癖が治らない。軽くしたんだねと触ってくれるから短い髪型ばかり選んでしまうことも

相変わらず胃が痛いのも、愚かなことも、ただ頑張りたいだけなのに上手くいかないことも

乾かない目尻の先も柔らかい髪の軋むほど、

 

どうか今夜は灯りの下へ、真っ直ぐじゃない私の愛の形。

翼があれば

君は今誰を抱いているのだろうなと

ふと思ってしまって

どこまでも自由な人だったから

ずっと寂しくてたまらないのかと

勝手に想像してやめた。

 

自分のことで精一杯だから

他人のことなんて気にしてられない

君はきっと君らしい幸せを選んで

それは私にはうまく形容できないものだけど

たぶん間違っていない。

 

春が来れば

思い出して泣くだろう

それも全て幸せだってこと

ちゃんとわかっているよ。

夜は続く

人の群れ、魚みたいだと思った。

眩しすぎるから見えなくなって

ぶつからないように息を吐いた。

大きな看板、すれ違う人、

私もその中のひとつだと知った。

 

三角の感情も、

輝く街に躍る胸も

冬だと伝える風、冷たい手。

偽物だとばれないように、

息を止めて口を緩める。

 

キラキラ、ピカピカ、賑わっている。

東京は誰もが踊る街だった。

秘密

また一つ言えないことが増えて

大きくなる世界に私は戸惑うばかりだ

正義が音を立てて崩れたら

誰かが拍手してくれる気がする

 

君のこと嘘にはしないよ

全部飲み込んで私は生き抜いている

 

お気に入りのスカートを履いて

あの時とは違う景色を歩いている

君も僕も私も変わっていってしまうのが

許せなくてとても綺麗だった。

東京

微かに揺られている

人が少ない車両内。

暖かい日差しも耳に入ってくる優しいノイズも

お上りさんだから、楽しくて仕方ない。

 

爪が伸びてきたから切らなくちゃ

クリスマスプレゼントは何がいいかな。

冬が似合う女の子にはなれないけど、

自分のために赤い口紅を買いたい。