フォークで刺した地球を

日記と詩を書いています。違いがよくわからなくなってきた。

白線

変わっていくものが怖い

続いていくことが何よりも正しい

私のことを決して好きにならない人を

死ぬまで愛して灰になりたい。

ずっと好きだった彼も彼女も君も

嫌いになりたかったわけじゃないとして

愛せなくなったのは誰のせいか。

一人きりで生きている気がするのも

いつかたぶん終わりが来る。それまで、ね

飽食

トーク履歴見て懐かしくなって

夏が終わっていくのも気持ち良くなった

満たされた腹の奥に見えた女の顔、

好きが溢れなきゃ全てが上手くいくのに

木苺のメレンゲ、秋雨の気配、

君はずっと割れた爪を眺めていた。

行く末

大きな月、
いつかまるくなる時まで空を見上げて走る。
知らなかった街とリンクしていく
あの桜吹雪の景色の中の一部と
私の真ん中が混ざって苦しい。

オレンジの香り、
君の仕草と声もどんどん錆びて
一枚の絵みたいになって
飾られていく。

ほころび

お風呂に入ろうとしたのに

スマートフォン、握り締めて寝てた。

明るい部屋の中で

死んだように眠っていた。

首が痛くて目が覚めて

慌てて薬を飲んで一息ついて

ほらもう新しい日になったから、

喧嘩したことも忘れてしまう。

雨音に隠れて嘘をついた、

私だけの秘密。

もしも

蚊に刺された跡が真っ赤に染みていて、

キスマークみたいだなと思いながら誰のこと浮かべていたか。

いらないものばかり捨てられなかった私の真ん中。

私の知らない君が今も生きていることが寂しい。

割れたガラスの向こうに、何が見える。

誰にも知られない、小さな星になりたかった。