フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

ほころび

お風呂に入ろうとしたのに

スマートフォン、握り締めて寝てた。

明るい部屋の中で

死んだように眠っていた。

首が痛くて目が覚めて

慌てて薬を飲んで一息ついて

ほらもう新しい日になったから、

喧嘩したことも忘れてしまう。

雨音に隠れて嘘をついた、

私だけの秘密。