フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

わたしのものじゃないもの

鳥の声は君を他人にする、部屋の明かりは外の気温は霞む視界は私を誰かに変えることもなく流れていく。

はじまりを思い返せば道は続くとしても、もう何にもなれないと膝を汚した日がなくなるわけじゃない。

朝が染まれば人は働く、夜に思えば街灯は佇む。この地球の全て抱きしめるような詭弁で私を救って。