フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

私の日常

きっと明日には冬がいなくなるだろう。そう願って駅へ向かう道にある駐輪場に置かれた新しい自転車たち、白い顔の人の群れ、もうすぐ切れてしまうイヤホン、自分で選んだことに自信が持てないと塞がる時もある。誰かと笑いながらご飯を食べられるようになって、いろんな側面から世界が見られるようになって、君が私ではないから変えられない昨日に悩んで諦めた今日だって、布団の中で微笑みながら本物になりたいと眠る夜。