フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

歩け

窓なんて開けなくても今日の天気くらいはわかる。気づけば7時18分に目が覚めて少し悔しくなる。もう桜が咲いてしまっているからまるで失恋みたいだというね、満たされたら感じなくなるものはいずれ世界を狭くしていくもの。私には何もないのにいつか叶えたい夢ばかり増えていくから今日もスニーカーの紐を結び直すその先にある光景。