フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

さよならウィークエンド

君は変わっていくのに、私はずっと同じ人のままだ。だけど何一つ覚えてない、この前会ったのもいつだかもう忘れてしまった。昨日から月を見上げるたびに増える不安は、きっとそのうちに消えてしまうこと。風に吹かれながら歩く夜の道は満たされなくても幸せでした。毎日同じ景色を通っていつか軽くなる準備をしていて、きっと挨拶もせずに別れる人ばかり。愛を喰らった部屋の片隅で静かに眠れば、朝が全部教えてくれる。あの黄色の向こうに行くために、あと何回捨てればいいのか。