フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

動かないメリーゴーランド

わがままなお願いごとだね。全て、嘘を混ぜて本物みたいにしているの。

他人しかいない街を逆さまに走る朝は、呪いのような言葉に失われていく水分。

誰かのために買ったプレゼントも渡したら満足して消えてしまいたくなる。

世間知らずでいいじゃないか、もう歌えない人には何も響かない。

景色も空も愛も一周した気がするだけだよ。私はあの場所からずっと止まったまま。