フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

弱虫

一人で生きていけないから、君を求めている。喉が痛くて、あくびをすれば涙も出る。

風邪を引いてしまったのだとしたら、もう返すこともできずに捨てた本みたいだね

切り刻まれて、心臓のほとんどを食い潰されて、悪い冗談みたいな話も笑って聞いてしまう。

一瞬の光、そうやって奪って消えていくもの。薄暗い灯りの下で、考えている。