フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

あんなに願っていた未来は簡単に明日としてやってくる

過去の自分が他人にしか思えなくて苦しくなったらどうしたらいいのかわからない。

他人だと思うことにして楽になれば自分が誰なのかわからなくなる。

私は一人になった、だからもうあの時みたいに地球を壊そうとも思わない。

救えない愛もないどうしようもない濡れた手と髪と口と夜を抱いて消えてしまった。

だからもう大丈夫なんだ、それがとても寂しいことを君は喜んでくれるのだろうか。

春になれば思い浮かぶあの桜の木のこともいつか忘れて笑う日が来る。