フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

青い花束

遠くへ行ってしまう可愛い女の子のために

手紙を書くことにした。

出会いと別れの季節になってしまったのだと

嫌でも思い知らされて、聞かなかったことにしたい。

幸せでしたと笑って泣いた彼女は、

とても綺麗だったな。

 

桜が咲いてしまうことを、私はずっと怯えて待つんだ。

春がきてしまったら、もう春は来ない。

私は、止まれない。