フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

白い月

痛みにひたすら耐えて、病院の外に出たら月が見えた

新宿と欠けた月って、なんだか似ている。

透明な風にいつかはなりたい。

私は人間であって、動物ではないんだ。

いつだって自由にどこにでもいける。

 

看板も揺れる、風が強い。

雨がもう降らなくなったのが寂しくなるみたいに

煩わしい君のこと愛していたよ。