フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

夢中

横顔も寝顔もまだ知らない過去もあの夜景も坂道の向こうの景色も二日酔いの朝も全部間違いなく本当で私は今も生きてる。
君がいなくなる時まで一緒にいると言ってくれた人がいて、その言葉は魔法みたいに軽くて台風に吹き飛ばされてほしかった。

君に嫌われないか怯えているうちは、私も女の子なんだって気がして胸が高鳴る。朝がやってくる、いつもと同じだけれどまったく違う日が始まる。

正しいと思えばそれが全てだよね、間違ってないよ。大丈夫、また同じことの繰り返し。安心も安寧もない、夢の中の話。