2017-08-21 月が見えない夜は 日記 古い郵便ポスト、腐った電柱。室外機の会議中、右耳だけ重くなった。 月が見えない夜は変わらないものだけが沈んでいく。 止まれと表記された道路の真上を歩いて、これが愛しさかって頷いてみた。 私はいつだって、いつか街灯になることを夢見ている。 出来ればわかりやすい幸福で満たされてみたい、 誰にでも自慢できるような話を大きな声でしたい。 でも、私とあなただけのひみつ。も案外いいよね。 口角が下がらないうちは無敵な気がする、信じてもいいよ。