フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

麦わら帽子とワンピース

今日は風が強かった。駅までの一本道、麦わら帽子が飛ばないように押さえていると、ワンピースもばたばた揺れる。なんか楽しくなって笑えてきちゃった。大好きな友人と待ち合わせした品川駅まで、久しぶりの遠出でした。

白と黒に紛れて歩く青いワンピース。自由か異端かわからなくて、でもどっちでも正解だろうから、何も考えないことにした。汗のにおいと水の音がする。信号が点滅するから少し走って渡った。冷房が効きすぎてぶるぶる震えながら飲むサワーはおいしかった。

東京ってちょっと特別な気がするんだよ。いつ来てもそう思う。住んでいたときにもずっとそう考えていた。結局選挙には行けなくて、都民らしいことはなんもしてなかったけどさ。憧れの街。ずっと変わらない。ああ、たぶん君が住んでいるから、特別なのかもね。