フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

じめじめ

道路の真ん中で子猫が毛づくろいをしていた
曇り、紫陽花、自転車の音が後ろから近づく。

汚い顔だなと鏡を見て思う
帽子を深くかぶって校舎の横を過ぎる。

長袖の季節が好きだ
夏は隠せないから、苦しくなる。

私が世界の真ん中であると感じていた時期が懐かしくて
蜂の羽音で目が覚めた。

夏が、近いな。

右瞼がピクピク痙攣してる
癒しが足りないのか、休みが足りないのか。


眼球に張り付いたまつげを取るのが大変で、朝から大泣きしていたよ。