フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

正義は重すぎる

今日は風が少し寒いけれど、良い天気だった。苦手な裁縫にも挑戦して、姉と母に笑われながらなんとか完成させた。いらない服を選別して、いろんな気持ちもまとめて捨てた。軽くなるにはまだまだ時間がかかる。でも明日には私は外に向かわないといけない。

必要なものと、必要な人だけがある世界をつくっても、きっと今と何も変わらないのだと思う。私の愛する人と、あなたの愛する人は違う。はみ出たものは切り落として、まるくなることが正しいとしたら、君も私も三角のままでいるんだろうな。

とてもじゃないけど、私たちは美しくはなれない。嘘はつきたくないけれど、嘘をつかなきゃいけないときもある。