フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

呪いをかけて

ひとりぼっちにはかからない呪い。

 

あたしはそれが欲しい。

君にかけられた呪いも、私がかけた呪いも

全部無くしてしまえたらよかった。

鍵があればよかった、

鍵なんてなくても解けるのに

私の身体は止まったままで、明日に近づく。

 

夜が深くなる。雨が降り出す、

声が小さくなる。私は光を嫌った。

人間って綺麗で汚くて好きだ。

私は完璧な大人が嫌いだ。

だからきっとみんなを愛せると思うし

同時に誰もが敵であるのだ

 

どうか私の理想を壊さないでくれと願っても

あの人の頭を私は支配できない

君がどんなに願ったって

あたしはこの世から消えたいって思っちゃうの。