2018-05-22 夜宴 詩 痛みが恋であるなら、この気持ちは愛だ。 街灯を照らすのが夜ならば、私の涙は嘘になる。 癖のついた髪を撫でて、枯れてしまった信号機を眺める。 赤、青、黒。消えてしまった物の在り処。 大胆不敵に笑ってみれば、遠くから揺れる風に香る煙の色。 君の声が聞きたい。