2018-03-02 おぼろげ 日記 埃かぶった看板と焦げた黒髪、 少しずつ上がる声は大きな月を見上げたようで。 春を感じて軽くなってしまうから、 あんなに涙したことも綺麗な言葉で表せるの、素敵でしょう。 私を選んでくれたことも君を切り捨ててしまったことも さよならがあたたかったのもきっと、嘘なのだろうけど 全てが平等におしまいに近づく。 私は盲目だったんだ。信じている方が楽だった。