フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

私の名前

本当の私を知っている人は数えられるくらいでいいと思う。

君が最後に呼んでくれたことが、魔法みたいにキラキラしている。

 

あの春の日に私は本物を知って生きることを選んだ。

 

髪をいじる癖が治らない。軽くしたんだねと触ってくれるから短い髪型ばかり選んでしまうことも

相変わらず胃が痛いのも、愚かなことも、ただ頑張りたいだけなのに上手くいかないことも

乾かない目尻の先も柔らかい髪の軋むほど、

 

どうか今夜は灯りの下へ、真っ直ぐじゃない私の愛の形。