2017-10-21 林檎飴 日記 もう手がとどかなくてでも生きてることだけが確かにわかる。私の知らない人と恋をして、赤くなって人間になっていく君はとても美しいと思う。大きな背中も、濡れたその黒髪も、手を繋いで歩いた横断歩道も眩しすぎる街灯、桜の匂い、ちゃんと綺麗に思い出にした。私が私に戻れたのも、死ぬまで生きることを決めたのも全部君のせいだったんだから、絶対に許さない死ぬまで許さないから、ちゃんと幸せになって。