フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

よるのさんぽ

暗い夜にしか出られない。まだ蒸し暑い空気。

ニ等分線、ガードレール。メガネが少し汚れていたな。

車の免許はもっていないから、あのマークの意味がわからない。

どうせわかるはずもないじゃないか、だから黙ったままでいることばかり。

「絶対大好きだよ」って言われたら緩んじゃうよ。

優しくされたらまた好きになるよ。それくらいじゃだめですか。

面白いなら全部オッケーって、適当でいたい。

轢かれちゃいそうなら、轢いてくれたってかまわないのに。