フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

プラットフォーム

トンネル、光の下、 
いつもと同じ曲、ブレイク、 
悔しかった。悔しかったんだよ。 
深い夜、朝とは違う色、 
乱れる呼吸もわからなかった、 
あなたが見たらどう思ったの。 
汗が滲む、ぬるい身体、 
制服のカップルが愛のキスをしてた、3番線。 
サビ前、暗転、私はずっと夜に溶けていたかった。 
下り坂、駆け抜けた。止まりたくなかった。終わらせたくなかった。 
リピートして、ずっと同じ曲を聴く、 
少しずつ崩れていくだけ、 
本物はそれだけ。 

私じゃだめだったことも、 
全部いつか笑い事にする。 
だから私は春になれるように 
明日も生き抜いて死んでいくんだ。