フォークで刺した地球を

僕らは、ワンルームの蛍光灯の下で。

バニラの惑星

新宿は、そこにあるだけで全てを許すような、愛に似た無関心を持っている。誰の色にも染まれることは、決して褒められることではないと思うけれど、明日には海になっちゃえるくらい身勝手でいたい。

予約の5分前に着いて、地下への階段を覗く。笑顔の素敵なおじさまに挨拶をされた。照れる私たち。洗練された大人になるためには、もっともっと経験値を貯めなきゃいけない。

やっぱり、話の面白い人が好きだ。どうでもいいことでたくさん笑うのが好き。面白いなあって唸って、どうしてこんな面白いのかって真顔になるくらいが気持ちいい。