2017-01-25 季節 詩 風が冷たいけど、あったかいの。別れの季節って気がする君とさよならしたのも、春だったなあ出会ったのは冬で、寒くて、白い息とあったかい手と、たぶん泣いてた、いつも変わらない。今のままで十分だって言われてとても軽くなってしまった。こんなの許さないんだから、わたしの呪いは、私にしか解けないはずだったのに。東京。東京へ向かう。東京みたいな日々と、人と、春がやってきても、桜が散っても春がずっとあればいい。私の心を揺らすのはきっと、春なんかじゃなくてもっと。