2017-01-17 春になれば 詩 夜の吉祥寺。白い煙、冷たい手と、手。遠くなる声、踊る人々、眠らない街に似てるようで違った。普通に近づいてること、私は知っているようで見たくも感じたくもないの。トラウマとか、なかったことにする。雪だから、雪だったから。全部雪のせいにしよう。ねえ。春が来たらようやく白い靴を履ける。君がいなくなることとか、私が消えてしまうことも、全部全部あたしのための過程。あなたがかけてくれた魔法も、呪いもわたしが軽くなる過程の一つそうやって丸くなっていけばいい。そうやって生きていくんだ。