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フォークで刺した地球を

詩と日記を書いています。

日記

流れ

今日は久しぶりに頭の奥が詰まった。呼吸が浅くなって、街の喧騒と一緒にどこかに消えていく気がした。明日からはこの川の下流に向かっていくのかと思えた。期待はしない、少しの強がりと誇りだけで足を動かす。 本当は好きだったよとか、そんな言葉はもう必…

ギミック

普通になりたくて仕方ないのに、本物に近づくことはとても怖いみたいだ、 君が私にしたことを、今度は私があなたにしているみたい。 愛は大きさと重さ、どちらで測るのだろうな あ、それとも長さかな、きみはなんだと思う? 世界と少し距離をとって、ようや…

水葬

どん底なんてどこにもないから、きっぱりと最悪を決めてしまった方が身のためだ。世界はとてもつもなく広かったことは過去の私がもう気づいてしまった。自分の匂いが染みついた洋服を着て顔を歪めながらキーボードを叩く。君が最後に私の匂いにつつまれて眠…

おしまい

さよならが寂しかったのは、いつぶりなんだろうな。電車に揺られて、窓の向こうを眺めながらそう思った。 煙草の匂い、猫の鳴き声、新聞紙とボールペン。甘くないカフェオレ、蚊帳、ドライヤー、モノクロの写真が好きだと言った。ソウル、ファンク、私の知ら…

夜の海に近づくな

冬生まれとか全然どうでもよくて、私にはどの季節も似合わない。いつだって地面を這いつくばっているようだし、空に浮いている気分がする。 最初から最後まで私は狂っていたと思う。でも幸せだったよ、とても幸せ。思い出すたびに泣けてくる。いびつな幸せ、…

まるくなれ

夢なんか見てなかったんだよって、それくらいぐっすり寝たい。寝起きからめんどくさいことを考えて、構築して、ナマケモノになる。悲劇。 甘すぎないドーナツみたいな、優しさがほしい。話してもいいんだよって微笑みかけてくれるみたいな。わからないことと…

私の真ん中

ずっと好きだった人がいて たぶんまだ好きなんだけど もう忘れたつもりだったのに、その人の話を久しぶりにしたら 思い出しちゃった。反省してるの。 可愛くなることも、痩せることも、自分磨きしてること全部全部 彼に可愛いって言ってもらいたいからでしょ…

シガーモヒート

昼前のバス停、並んで待った。終点は吉祥寺で、君とはそこでさよならする。学生と、おばあちゃんと、ママと赤ちゃん。君は背が高いから、ずっと見つめていた。冗談。なんであろうと、見つめていたかった。ずっと。 あの交差点を曲がったら駅前につく。呼吸の…

頭痛

思い出さなかった方がきっと楽に眠れたのにな。ばかだから仕方ないんだって笑い飛ばせやしない。 車に酔ったときみたいな、気持ちが悪いの。鼻の奥に香水の匂いが残ってる。 桜がとても綺麗で、春はやってきてしまったのだと嫌でもわかった。悲しいな、きっ…

時間が止まる

夜は短いなんて嘘に決まってる。だいだい色の明かりと、断片だけ選んだ春の嘘と、桜の花びらのじゅうたんと、くすんだ雨の匂い。新しい朝なんてもう何年も見ていない気がするよ。視力が落ちちゃったの。 それらしい理由をつけた話を信じちゃって、地下鉄の入…

目黒川

今年もちゃんと、桜を見てきた。東京、大人の街。とても綺麗で、全てがどうでもよくなった。桜が誰にだって平等であるなら、それぞれに不都合が出てくる。 親友たちと並んで歩く。スパークリングワイン、ホットチョコレート、ブランデー。去年のことを思い出…

ギブアンドテイク

心がすっきりしない日が増えてきた。テレビの画面の中の可愛い女の子が悩みを話している。頑張っているのを非難するのって嫌いだ。もやもやする。あえて言葉にしない気持ちとか、中途半端な優しさも全部食い散らかしてやりたい。暴君。 私は自分に自信があり…

最終コーナーは曲がるな

久しぶりの夜。家のドアを開けた瞬間に春を感じた。もう寒くはなかったから、浮かれながら悲しくなった。また壊れてしまわないようにゆっくり歩く。でも我慢できなくて2曲目のイントロと同時に駆け出してしまった。思ったよりも身体は軽くて、いつもと変わ…

三日月

意地悪そうに笑う君の目が好きだった。春の夜。頬っぺたをつねられながら私も笑っていた。 どうしても普通にはなれなくて、それでも私は普通であると教えてくれた日を思い出しては三日月が滲んで消えていく。電線と視線で二等分されて、隣町へ消えていく。甘…

正義は重すぎる

今日は風が少し寒いけれど、良い天気だった。苦手な裁縫にも挑戦して、姉と母に笑われながらなんとか完成させた。いらない服を選別して、いろんな気持ちもまとめて捨てた。軽くなるにはまだまだ時間がかかる。でも明日には私は外に向かわないといけない。 必…

トリガー

守られるほど女の子らしくもないよ。だからといって君を守れるほど強くもないよ。助けたかった人は一人だけ。結局、私だけ。 坂道を上れなくなって、ひたすら真っ直ぐ歩いている気がするんだ。最近は雨がよく降るね、もうすぐ夏もやってくる。目の前のことは…

海底

私がずっと好きだった人は 誰よりも海に近い目をしていた。 うるさい人は嫌いだけど 冷たい人も嫌なの、わかって。 わがまま、治らないよ。ずっと。 ごめんなさいの練習を。 いつだって我慢できなかった 顎から垂れてく涙たちが憎かった 私は強くも優しくも…

春になれ。

春服を買ったのに、まだ着れそうにもない。春がもうすぐやってくることも、冬がいなくなってしまうことも、来年も変わりやしないのに永遠みたいな一瞬だった。 全てが決まるのは今ではなくて終わりの時であっても、私はずっと火傷の跡を撫で続けている。お別…

「本当は普通になんてなりたくないんじゃないの」って、そう聞えた。聞き流しながら食べた白米は水加減がちょうどよかった。ウイスキーが濃い、ジンジャーハイボール。炭酸苦手なんでしょ?って笑われた。そういうときもあるのよって笑い返した。生きるため…

かぜ

鼻が詰まって苦しい。時計の音がうるさい。話せば棘ばかり刺さるとしても、口を閉じたら死んでしまう気がした。機械のように動けたら楽だったろうに、感情に流された身体は海にも浮かないな。期待してまた傷をつけて、そうして生きてくことも悲しみを消せな…

シンボル

電車に乗って、大好きな東京にいく。少し緊張する。全てを愛せるわけじゃないから、うまく笑えるんだと思う。ガラガラの車両に光が差し込んで、北へ北へ向かうのものだけがいる。肩甲骨が痛い。早く軽くなりたい。まだ時間が必要だけど、もう動き出さなきゃ…

厚化粧

髪の毛をばっさりと切ったのに、なんの音も聞こえない。ただ真っ暗に染められた星の見えない夜だった。汗ばかりが滴り落ちてうっとおしい。痛みには敏感な自分がいた。ぬるい気温に心も浮かれたような集団もいたっていうのに。嫌いなものも食べられるように…

さんかく

とんがりの気持ちはいつになっても理解できないだろうなと、なぜだかずっとそう思っている。私が呪いという言葉を好んで使うようなもの。 誰かに支配はされたくないし、自分のことくらいコントロールさせてほしい。そう願っている時点で負け組なんだろうけど…

向こう側

他人はどうあれ自分は変わらないのだから、私は現在の自分と理想の自分との差に一生苦しめられるんだろうなと思った。完璧な人間がいないことは誰だって知ってるはずなのにさ、求めるものがどんどん増えていくんだって言うんだ。誰かのために生きることは、…

ひとりごと

誰にだってその場の役割は与えられていて、私もその指示に従うように働くけど、代わりがいると途端にそのことに無関心になってナマケモノになる。たぶん、どっかの誰かが泣いていたとしたらもしかしたら私のせいかもしれないって考えてしまうこともある。考…

泡にもなれたら。

今夜も走ってきた。今日は初めて5キロも走った。すごいでしょ、口、ぽかーんて開きながら、意識飛ばしてた時間が3分はあったと思う。曲ごとにペースが変わるのが悪い癖なので、同じ曲を繰り返してた。ランナーズ・ハイの延長戦。針で刺してやりたいやつら…

プラットフォーム

トンネル、光の下、 いつもと同じ曲、ブレイク、 悔しかった。悔しかったんだよ。 深い夜、朝とは違う色、 乱れる呼吸もわからなかった、 あなたが見たらどう思ったの。 汗が滲む、ぬるい身体、 制服のカップルが愛のキスをしてた、3番線。 サビ前、暗転、私…

テトラ

空を見上げて走った、雲で星が見えにくかった、真っ暗のまんなか。いつもと違う道を走った、少しのドキドキとペース配分を間違えた顔。汗だく、でも軽くなるようで、正しいんだよって頷きながら電車を見送った。どこかの夜ご飯の匂い、人とすれ違うのはまだ…

挿花

春になれないものが、形だけの春に取り憑かれるようだった。ニセモノ。あの人は雪が似合う。胃がまだシクシク痛むのも、寝癖まみれの髪を見て笑うのも土曜日らしいなって思うよ。 わかりきったことも、教えてくれない。その口の意味とか、価値とか。シンプル…

あなたがいて

煙草、嫌いじゃなかった?と聞かれて、そうだったっけ、ってとぼけてみる。 全部君のせいです。その姿と匂いに惹かれたせいです。言わなかったけど。 悪夢にも近いような変な夢を見た、もう乗り越えたはずのこととか、逃げられることから逃げないこととか、…

ラン

新しい靴を履いて、暗い夜の中を走った。街灯だけの明かりと、たまに現れる人、きっと帰り道、少し恥ずかしくなる。どうか見ないでくれと思いながら空を眺めていた。 中学時代の記憶とか、走れるようになったときの気持ちとか、何回だって思い出して感動する…

頭痛

私はもう、何かを生み出すことは出来なくなってしまったんだと思いながら、YOUTUBEを見て笑った。面白いものが好きで、笑えることは正しくて、頑張っている人は応援したい。わかりやすいものはたまに好きじゃなくなる。でも理解できないものはどこにも置いて…

日曜日

公園に群れるハトたち、笑うブランコ、排気ガス、通り過ぎていく昨日も今日も。 雲に隠れるように、オレンジが来る前に、逃げろ。 喋らない君をずっと見つめ続けること、それがなによりの幸福。私なりの明日への肯定。 ねえ、あのままでいて。君が永遠になっ…

着せ替え人形

「嘘つき、もう、消えてやる。」 って、息を止めて30秒で頭がくらくらして、心は不安になって、口を開けてしまう。覚悟と本能は相容れない。補強もない覚悟なんて、折れて使い物にならないのに。 冬は終わるから、春らしくなろう。その四季ごとに顔があった…

バニラの惑星

新宿は、そこにあるだけで全てを許すような、愛に似た無関心を持っている。誰の色にも染まれることは、決して褒められることではないと思うけれど、明日には海になっちゃえるくらい身勝手でいたい。 予約の5分前に着いて、地下への階段を覗く。笑顔の素敵な…

ヒーローにはなれない

ここ最近は、頭の巡りが悪くなったと思う。早咲きの桜を見上げては写真を撮る人たち、それを少し遠くから眺めていた私。この景色には何かが足りなくて、それはもちろん、満開のソメイヨシノと、大好きな人の横顔だった。わかっている。わかっている。それく…

沈殿

今読んでる小説に完全に流されてる。海。あたし、もっと自由になりたくて本を読んでいるのに、とても苦しくなってくる。家族が体調を崩す中で、私は強靭なメンタルで身体の不調を誤魔化しています。どうでもいいことをひたすら話す相手がいる。奇跡なんだと…

おめでとうを

誕生日がもうすぐやってくる。 私は今年で23歳になります。もう大人だ。 小学生の時は、24くらいで結婚する予定だったのにね。 残念だったね、ごめんね。でも生きるからね、許してね。 今日の昼間ずっと考えていたこと 弱い者を守るのだけが正しいんじゃなく…

開花

江ノ島の桜が咲いていた。 淡くて、けなげで、儚くて あの子みたいだなあって眩しくなった。 すれ違う人たちが 気になって仕方ないのも、 落ち込んだり悲しんだりするのも 何だか懐かしくなる日で。 私には欲しいものがあって そのために生きている。 あなた…

オリオン

あの道はもう無くなったっていうんだ。 二人でいったコンビニまでの横断歩道とか、陸橋とか、 明け方だから車も人も少なくて、空気だけが透明で。 春が近づくにつれて、春になれない私に気づいてしまう。 気づかないふりも見ないふりも、結局は崩れてゆくこ…

生まれ変われたら

今月からもう仕事をしていない。東京にさようならして、実家に戻ってきた。 ほとんど誰かが家にいる。ひとりぼっちってなんだったんだろう。 今は、休む。そう、話したいことがたくさんあるよ。 最果タヒさんのエッセイ集を読み終えた。 自分の名前を上手く…

毒に恋、高熱に倒れる。

きっと、働きすぎなのよ。もう休んだほうがいいから、もう頑張らなくていいから。そんな言葉がたくさん、両手から溢れて足元に散らばった懐かしいなあ、BB弾。公園によく拾いにいった。あれは本当は何に使うものなのかわからない。キラキラしているものは特…

おかえり

実家に帰る。懐かしい匂いがする。 少し休んだら、あと少し働く。 今年は散々だったな、本当にな。 来年はどうなるか、まったくわからないし、 でもわたしの考えていた普通が、もうどうでも良くなったから。 きっと前よりは軽くなれると信じてる、 自分のこ…

君を知らない世界

またうまく生きてしまったこの醜い身体で認められてしまったそういうの、よくないんだよ。あたしはまだ幸せになんかなりたくないまだわたしの理想も夢も見えやしない君らの普通が近づくことが怖くてしかたない。生きてしまうもっと汚れたいでも、手が動かな…

抜け殻みたい

カサカサになった手を見つめたって、何も楽しくならなかった。例えば、老いることもこうであるのなら、いったい何が私を最後まで連れていってくれるのかわからない。 上手に怒れるようになった気がして、きっと周りが配慮してくれているだけなのにって、そう…

メリー

久しぶりに言わずと知れたあの名曲のリミックスを聴いた。 洗濯機と暖房のノイズに隠れた私は、何もないと思った。 今日、ね。通り過ぎたカップルを見て、思わず笑ったの、いいねって。 私の好きな幸せは、もっともっと溢れてくれていいのだと。 はやく休ま…

チョコレートと女の子

学生時代からの悪い習慣が治らない。からいまも胃痛に悩んでる。胃薬の箱だけあった。中身がない。まったく役に立たない。歯茎に大きな口内炎もできた。こちらは先日皮膚科でもらった薬が残っているから良いのだ。ボロボロの身体だ。あはは。はやく楽になれ…

呼吸

乗りたい電車があったから、たくさん走った。 新宿、赤信号。車がいないのを確認して、急いで渡る。 悪いことしちゃった、でもそんなこと考えてる場合じゃないの。 家族が、私を待ってる。そんな理由で走る。息が苦しい。 子供の頃は、軽い喘息で走れない時…

幸福

あと少し、の乱用をしすぎた。私にとって異常だったものが、すんなりと入っていく気がした。 それでもこの身体は海水が染み入っていくように動かなくなるんだ。早く逃げないと。 私がそれを選ばないといけない。だって、誰も助けてはくれないのだから。 渇き…

朝がやって来る前に

ハッとして目が覚めた、喉が渇いた。 休みの日は必ずはやく起きてしまうんだ。それもかなり。なんでだろう、まだ4時なのに。 東京の水道水を飲む。お湯のほうがいいかな、なんて少し笑いながら。 汗が出てきた。今とっても暑い。 小さい頃の思い出で 熱を出…