フォークで刺した地球を

日記と詩を書いています。違いがよくわからなくなってきた。

帰り道

綺麗な青、群青、湿度、水しぶき、誰かの吐息、白い息、イルミネーション、風吹く夜、 いつか君にも見せられたらな。星が眩しい夜空、ピアノの音色、揺れるあの姿はとても美しいもの。 私はずっと一人。車も人も猫もいない、小さな町で息をしている。

白い月

痛みにひたすら耐えて、病院の外に出たら月が見えた 新宿と欠けた月って、なんだか似ている。 透明な風にいつかはなりたい。 私は人間であって、動物ではないんだ。 いつだって自由にどこにでもいける。 看板も揺れる、風が強い。 雨がもう降らなくなったの…

目指してきたもの

前向きな人が好き。 生きるのが楽しいって言ってる人が好き。 笑っている人が好き。 綺麗な人になりたい 真っ直ぐな人になりたい でもきっと全部は叶わないし 私にはできないことがたくさんある。 今の私にできることって少ないんだけど 他の人にはできない…

雨降る夜

たまにさ、自分の手はこんなにも黒かっただろうかって悩んでしまうことがあった。 好きなもので溢れた部屋なのに、なぜか居心地がよくない時もあった。シンプルでありたいと願う日々好きも嫌いもなくなれば簡単に生きられる気がして無理だから夢が見られるよ…

林檎飴

もう手がとどかなくてでも生きてることだけが確かにわかる。私の知らない人と恋をして、赤くなって人間になっていく君はとても美しいと思う。大きな背中も、濡れたその黒髪も、手を繋いで歩いた横断歩道も眩しすぎる街灯、桜の匂い、ちゃんと綺麗に思い出に…

白線

変わっていくものが怖い 続いていくことが何よりも正しい 私のことを決して好きにならない人を 死ぬまで愛して灰になりたい。 ずっと好きだった彼も彼女も君も 嫌いになりたかったわけじゃないとして 愛せなくなったのは誰のせいか。 一人きりで生きている気…

飽食

トーク履歴見て懐かしくなって 夏が終わっていくのも気持ち良くなった 満たされた腹の奥に見えた女の顔、 好きが溢れなきゃ全てが上手くいくのに 木苺のメレンゲ、秋雨の気配、 君はずっと割れた爪を眺めていた。

行く末

大きな月、いつかまるくなる時まで空を見上げて走る。知らなかった街とリンクしていくあの桜吹雪の景色の中の一部と私の真ん中が混ざって苦しい。 オレンジの香り、君の仕草と声もどんどん錆びて一枚の絵みたいになって飾られていく。

ほころび

お風呂に入ろうとしたのに スマートフォン、握り締めて寝てた。 明るい部屋の中で 死んだように眠っていた。 首が痛くて目が覚めて 慌てて薬を飲んで一息ついて ほらもう新しい日になったから、 喧嘩したことも忘れてしまう。 雨音に隠れて嘘をついた、 私だ…

もしも

蚊に刺された跡が真っ赤に染みていて、 キスマークみたいだなと思いながら誰のこと浮かべていたか。 いらないものばかり捨てられなかった私の真ん中。 私の知らない君が今も生きていることが寂しい。 割れたガラスの向こうに、何が見える。 誰にも知られない…

魔女の目

今日の三日月はなんだか綺麗で 吸い込まれてしまいそうで、立ち止まって眺めた。 頬に触れるなまぬるい風、横断歩道、 枯れ葉の踏まれた音、どこからか金木犀の香り、 まだ明かりの消えない校舎の前を通り過ぎて 誰も待ってはいない家に帰る。 桜が咲けば呪…

夢中

横顔も寝顔もまだ知らない過去もあの夜景も坂道の向こうの景色も二日酔いの朝も全部間違いなく本当で私は今も生きてる。君がいなくなる時まで一緒にいると言ってくれた人がいて、その言葉は魔法みたいに軽くて台風に吹き飛ばされてほしかった。 君に嫌われな…

机の上に物がたくさんあったから、全部箱の中にしまって楽になった。 窓の外、虫がうるさい。いらないものばかり集めている気がする。 扇風機の風で壁のポストカードとドライフラワーがひらひら舞って、落ちてこないか不安になって、 明日には東京にいるのだ…

赤い星

左手の爪が伸びるたびに、部屋に置いてあるギターが錆びていく気がする。 麦茶を飲んで汗をかいて、私は8月45日くらいを過ごしています。麦わら帽子も今日がきっと最後。 イヤフォンしているのに聞えてくる笑い声、電車の中で騒いでいた人たちが少し羨ましか…

昨日のこと

髪を切ってから初めて会ったから、「ねえ、何か言うことあるんじゃない」って問い詰めても、何も出てきそうにもないから切ったんだよって目を合わせずに言った。そうしたら、あ、そういえばって顔をして「似合ってる、そっちの方が好き」だなんて喋り出す。…

西へ行く

やっぱり新幹線は苦手だった。三半規管が頑張ってくれない。アネロンのニスキャップ。修学旅行みたい。 あっという間の2泊3日で、でも出発前から左足が痛くてずっと湿布貼って歩いてました。老いを感じた旅行でした。関西弁とかたくさん聞けるといいなあと思…

ソーダ水

いつもよりも遠くまで歩いたから足の裏が痛くなった。 知らない道、知らないバス停、変な名前の川、デコボコな道路 欠けた看板の意味が読めなくて、車のライトは遠くからでもわかる。 誰かのための正義で傷つく人がいるんだって 炭酸は苦手だったけど、気づ…

髪を切った

また一つ愚痴を吐ける場所が減ったけど、私の心は綺麗になった気がしている。 美容師さんが素敵なカフェの場所を教えてくれたから行ってみたけれど、今日は定休日だった。 インスタ映えもフォトジェニックも、全部生きにくくなっているだけだよ、 風に運ばれ…

変われないもの

もう静かな曲しか聞けない、あとは全部ノイズみたいにガサガサしている。 夏が終わってしまった。風が強い日はどうしても顔が険しくなった。 踏切で通せんぼされて、通過する電車を見つめていたら自分の姿も見える。 小さな町では生きにくいです。どこか遠く…

応答せよ

君しかいないよって言えば、嘘でもなんでも心が真っ赤になるの。 日焼けした肌にも飽きたね、夏らしいことなんもしてなかった気がするね。 もうすぐ半年間の日記が本になってやってくるから楽しみです。 たこ焼きが食べたいねってそれだけで大阪と京都旅行を…

よるのさんぽ

暗い夜にしか出られない。まだ蒸し暑い空気。 ニ等分線、ガードレール。メガネが少し汚れていたな。 車の免許はもっていないから、あのマークの意味がわからない。 どうせわかるはずもないじゃないか、だから黙ったままでいることばかり。 「絶対大好きだよ…

盲目

恋をしていたいよ。そうじゃなきゃ生きていけないよ。 もっと楽しいことがあるって信じていたいよ。 夜には眠れて、朝には起きて、何だってやれば出来るって 私が世界の中心でありたいのに、それはずっと、君だった。

月が見えない夜は

古い郵便ポスト、腐った電柱。室外機の会議中、右耳だけ重くなった。 月が見えない夜は変わらないものだけが沈んでいく。 止まれと表記された道路の真上を歩いて、これが愛しさかって頷いてみた。 私はいつだって、いつか街灯になることを夢見ている。 出来…

頭痛薬をください

元から何もなかったけど、もっと空っぽになった気がする。こういうときの言葉はつまらなくて、でも書いてみようって思った。でももう疲れた。でもでもばかり。 落ち込んだ時はおいしいものでも食べなっていうけど、食べたら太っちゃうじゃん。どうしてくれる…

本を作ろうと思った

2月から今までの日記をまとめて、自分用の本を作ろうとしました。もう3度目だから手慣れてるはずなのに、最初の改行を入れてなくて逐一入れてる作業。とても退屈。 でもさ、ここで最初の一行を開けるとなんかダサくないですか?ちょっとやってみようって日記…

群青

目が乾く日が増えた。ごめんねって言われて優しいねって返した。謝ってもらえれば許すことができる。 私の気持ちなんて海に浮かぶビニール袋みたいだ。 綺麗な水に浸りたいと願っている。息を切らすくらいの青春時代を過ごしたかったのに、スマートフォンの…

嘘とエゴ

いつだってあなたを試している。本当に私のこと思っていてくれるのか、 棘を刺したって私の腕ごと抱きしめてキスをしてくれるのか疑っている。 もう一度だけ、エスカレートしていく確認行為。あたしできれば不幸のままでいいよ。 だから嫌ってほしい。落ちて…

ハッピーエンドだ

朝起きて、すっかり焼けてしまった両腕を見て変な声が出た。BCGの跡の下から色が濃くなってる。 いつもなら悲しくて悔しくて色白の人に僻んだりしてるのに、そんなことも気にならなくなった。でもちゃんとビタミンCのサプリは毎日飲んでいる。 日本一の夏フ…

念願の

明日、ロッキンに行きます。 4時前に起きるのでもう寝ます。 ずっと行きたかった、たぶん4年ぶり。 去年は行きたくても行けなかったから、今からドキドキしているの。 素敵なお祭りになるといいな。 雨が止んでくれますように

裏表

家にいても 苦しくなるだけだから 外に出た 短いズボンだから歩きやすい ガスの臭いがする いろんな人が住んでる 洗濯物の影、オレンジの光 空ばかり見上げて歩いてたら いつか転べると思っていたな。 裸眼でも遠くが見えたらよかった めがねは邪魔だけど な…